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子ヤギ






4月22日





前日の21日昼に親父が退院

たった9日間の入院であった

ちっとも目出度くない.......

赤日まで迎えに行く車中では

俺と母は殆ど無言だった

それだけ親父に不信感と嫌悪感があるということ

また俺と母はポンコツ親父に気を遣いつつ小間使いさせられて我慢の生活に戻る

なにか心を晴れさせるモノが見たい

青空ではあるものの北風が強く肌寒い日だったが

午後1時過ぎから母を乗せて国三へ向かう事にした






途中に寄った道の駅

外にテントで陶器市みたいなのやってて母は楽しかったみたいだ









今日の目的はガリトン牧場の子ヤギ

シロクンみたいなのがスヤスヤ寝てる かわいい




母ちゃんかな?







暑苦しいやつ




いや、べつに呼んでない



ということで

子ヤギぴょんぴょん母ヤギの後をついて行って可愛かったな

母ヤギは子ヤギに授乳しながら

おしっこジョー! うんこポロポロポロ!

体重ゲージが可視出来たなら

みるみるゲージ減っていきそうな感じだった

なんていうか動物って良いよな~

人間さんの人生は厳しくて辛いのが長い

年を取るほど辛さが増していくが

そういう合間にほんの一時でも幸せそうな動物さんの姿を見る事によって

こう、なんていうか

そういうアレが

アレになるよな~

そうなんだよな~。







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お花咲き乱れ






4月20日





午前2時近くに

母を連れてカスットランドの足湯まで行くことにした

母の仕度が整うまで庭でタバコ吸って待ってたら

足元のクローバーに

お花が咲いていた

 

ほほう

クローバーのくせになかなか高貴な感じのお花を咲かせるんだな

このクローバーは芝生が冬枯れしている間に

どんどん勢力を拡大して

あちこちクローバーの森みたいになっていたんだけど

こんな綺麗なお花を咲かせるとは意外だった








ということで

カスットランドの足湯に到着

あそこのアレかな? アッワラーの足湯と比べると随分とこじんまりした感じ

 


きもちいい







ということで

40分ほど母と共に足湯してから

午後4時近くに帰宅すると

あらっ? クローバーのお花萎んでるっ!

 

知らんかったな

クローバーのお花って夕方近くなると萎むんだ

ふーん







ということで

4月23日

あまりにもクローバーの森が庭を侵食し過ぎたから

少し間引いてやる事にした

クローバーの茎は引っ張るとすぐにプチプチ千切れてしまうから

なかなか根っこまで引っこ抜けない

ということで

上手に引っこ抜いたのがこれ 球根なってた



なるほど~

クローバーって球根植物だったのか 知らんかったな~






23日




30日



クローバーのお花咲きまくり

流石にこんなにお花のクローバーを引っこ抜くのは可哀想だから

ここらのはこのままにしとこう

ということなんだけど

このクローバーはクローバーではないらしいんだよな

調べてみたらオキザリスという名前の植物らしいんだよ

本物のクローバーはアレだ

シロツメクサのアレだから

白いお花を咲かせるアレなんだよな

まあ

そういうことらしい













4月29日

これだけあちこちにお花が咲き乱れているのだから

きっと近所の公園のフジのお花も咲いてるんじゃないのかと思いまして

カメラ持って行ってみたら

やっぱり咲いていた



うーん

匂いつき消しゴムの匂いがする

ということで

もしかしてアイツも居るんじゃないかと耳を澄ませてみたら

ぶぶぶ! ブイイーーーーン! ぶぶぶぶぶぶ!

つってたので

すぐに見つけられた 



本当にクマバチはフジのお花が好きだよな

周りにツツジのお花も咲き乱れているのに

それには目もくれずフジのお花に夢中になっていた

きっと何か訳があるんだろうな

ということで

調べてみたらこういうことだった


フジの仲間の花はクマバチに特に好まれるが、とても固い構造で蜜を守っており、

クマバチの力でこじあけないと花が正面から開かない。

また、クマバチが花にとまって蜜を飲もうとすると、

初めて固い花弁が開いて隠れていた花柱と葯が裸出し、

クマバチの胸部や腹部に接する。

このことから、フジはクマバチを花粉媒介のパートナーとして

特に選んでいると考えられる。


クマバチにとっても他の蜜好き昆虫たちと競争しなくて済むんだな

なるほどな~。









親戚の家と祖母ちゃんとこと勝石






4月19日





昼過ぎから母を乗せて

近所のお花屋さんでお仏壇に飾る用のお花を購入



たぶん祖父ちゃんの妹にあたる親戚の家の

息子さんの1回忌とか

なんかそんなのの お花

お花だけでは悪いので そのまま駅前に移動し

部西で1回忌のお供え物などを物色しに行く



そういえば

ここのトカー立体パーク

取り壊されてビジネスホテルかなんかになるらしいな

受付のおっちゃんが気さくな人で好きだったけど






ということで

親戚の家に到着

そこの亡くなった息子の人に俺は面識も付き合いも何もなくてアレだけど

死因は腎臓が悪くて腎臓移植を行ったが

その2年後くらいに腎臓が細菌感染してから1週間も持たずに亡くなったとか

54歳か56歳で独身者だったが最後まで両親に優しく接した人だったらしい

俺は今のところ無職なだけでどこも調子悪くないが

病を抱えながら両親を世話するなんて立派な人だったんだな

ということで

仏前でシッカリと手を合わせた

ということなんだけど

そもそも

独身であるからこそ年老いた両親の面倒を細かく見れるんだよな

もしも自分の家族が居て子供が居たら

それこそ子供最優先で両親の面倒なんかなかなか見てやれないだろうな

ということで

2時間近く居たかな

両親さんは年も年だし車もないしで

そこにきて自分たちより早く息子さんが死んでしまって

毎日寂しくて寂しくて誰でもいいから話し相手が欲しいみたいで

後にも用事があるんだけど

次から次へと話の引き出しを開けてきて

なかなか帰ると言い辛いアレだったな








祖母ちゃんのケアホームに到着



前回は1月の後半に来たんだっけな

まだ学校に行っとるのけ?

とか

正月はまだけ? ( たぶん4回くらい正月まだけ?を繰り返した )

とか

けっこう痴呆がきていた

それでも帰り際には

俺を拝んで 38がきてくれたのが一番嬉しかった と涙を流しながら言うので

その手を握って また来るから つって俺も目に涙を溜めた

その後、祖母ちゃんはA型インフルエンザに罹患し

もう駄目かもと思っていたが持ち直し

そろそろ行ってあげないとと思いつつもアホの親父の面倒見で行けず

今日やっと母と共に再訪する事が出来た

ということで

祖母ちゃんの相部屋に入ると祖母ちゃんはスヤスヤ寝ていた

母が少し覚悟をしたような表情で祖母ちゃんを揺すって起こすと

祖母ちゃんは最初ぽけーとした顔で微睡んでいたが

おお、母と38け? つってニコッと笑った

少し安心した

まだ俺らの顔を分かるし

末期の痴呆症だと無表情になってしまって笑顔なんか見せてくれないからな

ということで

部西で購入しといたカニのお寿司とか色々と食べさした

やはり最後のお別れの場面では

祖母ちゃんは目に涙を溜めながら俺と母を拝みつつ

ありがとな~ ありがとな~ うれしかった~

つうので

俺はその手を握り肩を摩りながら

祖母ちゃん、あとたった6年で100歳だぞ

長生きしたら何度でも会えるぞ? な?

つったら

そうけ~ そうけ~

つって俺の手を両手でぎゅっと握るものだから

やっぱり俺も鼻水垂らして涙した

俺は最近、人間というものの哀しさというか虚しさというか

そういうものを感じる機会が多い

きっと天国もないし地獄もない

記憶も意識も繋げない完全の無に消える

生きてるってなんだろ? 生きてるってなあに?

若いうちはいいんだけどさ

老いて朽ちていく体を引き摺ってまで生きていく価値はなあに?

金をもっていようがなかろうが大家族であろうがなかろうが

死にハッピーエンドなんてあり得ないやろ

独りで死ぬのも孤独なんだろうし

家族を残していくのも心配でたまらんだろうし

うーん

と、考えザルを得ない








ということで

その日の夜

初めて母を勝石に連れて行った 花壇を押し気味に停めてしまった



母は親子丼セット 俺は久しぶりに玉子カツ丼セット

ということで

母はセットの蕎麦を半分と親子丼の3分の1くらいを俺に譲る

俺はもう腹がパンパンやぞ

母には少し量が多過ぎたかも知れんな

お会計の時に勝石主人から お母さんですか? と聞かれる

うん、そうです

つってお会計を済ませて立ち去り際

後方から

どうもありがとうございました~

と、いつもとは少し違う恐縮した声のように聞こえた

後で考えたけど

俺はけっこう長く勝石に通ってきて

今回が初めての母との来店であるからして

店の主人からしたら

なんかアレかも知れないな

常連の人が自分の親を連れてきたら

味を認められたというか

いや、そんなの最初から認めているけど

なんかそういうので嬉しいものなのかも知れないな。